micro:bitなライントレーサーをワークショップモジュールで作りました@神楽坂

こんにちは、木原です。神楽坂ワークショップ第8弾!今回はライントレーサー♪(-☌ᴗ⚬-)
機材、手指のアルコール消毒やマスク着用など新型コロナウイルス感染症の対策をしっかり行いつつ、参加人数も通常の半数に減らして実施しました。

過去7回のワークショップについては、こちらにて紹介しています。

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スピードが速すぎるとカーブが曲がれないし、2つのセンサーの間隔が狭すぎるとカーブには強いけどコース走行に時間かかっちゃいます。スピードとセンサー間隔の調整がポイントとなるワークショップです。

micro:bitなミニカーを作った後にラインを読むセンサーを追加、実際に走らせながら各自調整を行い、最後は大きなコースでタイムアタックして遊びました!

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参加者は、2年生と4年生。みんな、神楽坂ワークショップリピーターです!

ミニカーを作る!

車は回転サーボモーターで走らせます。まずは使い方をマスター。「高度なブロック」の「入出力端子」内にあるブロックを使います。

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「角度」の数字で、回転方向と回転速度を制御します。

まずはAボタンで角度「180」、Bボタンで角度「0」にするプログラムで動作確認。「あれ、逆になってる!?」止まるかと思ってたのにーって。停止する角度は「90」なのです。 youtu.be

回転サーボの使い方がわかったところで、ミニカーを組み立て直進するプログラムを作ってもらいます。

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センサーを追加して、ライントレーサー!

今回は、黒いラインに沿って走らせます。ラインを読むセンサーとして、フォトリフレクターを2個使います。

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赤外線発光部と受光部がセットになったセンサー。赤外線が反射して戻ってくる量を調べます。

センサーの使い方をチェック!まずは1個つなげて、簡単なプログラムで動作確認。

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白=デジタルの値が「0」だと片輪が回転、黒=デジタルの値が「1」だと停止するプログラム

デジタルの値が「0」のときセンサー本体のLEDが緑色に光ります。わかりやすい! youtu.be

最後にライントレーサーの原理を説明。

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直進/カーブの時、センサーはそれぞれ白/黒どっちがあたっていて、各タイヤはどう制御すればよいのか伝えます。

センサーを車体に固定して、プログラミングして、ライントレーサーを完成させましょう!

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まずは、自分で作ったミニコースを走れるか、チェック!

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競争コースで走行テスト。自作コースで走れてもカーブで脱線しちゃったり。プログラムで速度を調整したり、センサー間隔を調整してみたり。トライ&エラー!

最後にタイムアタック競争をしてワークショップを締めくくりました!
2年生にはちょっと難しいかなと思ってましたが、全員ライントレーサーの原理をちゃんと理解してくれて、試行錯誤しながら一生懸命作ってくれました。その時間なんと40分!調整をしていく中で「まっすぐの時は速く走って、カーブの時にゆっくり走るようにしたい!」って言い出した子もいて。
手前味噌ですが、想像以上に良いワークショップとなりました!(-☌ᴗ⚬-)

みんなのプログラム



この子はラジコンカーの会も参加していたので、リモコンのボタンを押したらミニカーに文字が表示される機能も追加していました。


使ったもの

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