micro:bitで身の回りにある仕組みを作ってみよう@えみふる

こんにちは、木原です。千代田区立障害者福祉センターえみふる さまにて、身の回りにある仕組みを再現するワークショップを実施しました(-☌ᴗ⚬-)

今回は、普段何気なく使っている「人が近づいたら〇〇してくれる」システムに注目して、「自動ドア」「エスカレーター」がどのような仕組みで、どんなプログラムで動いているのか、実際にミニチュア模型を動かしながら学びました。

「近づいたら」は赤外線を使って調べます。テレビやエアコンのリモコンにも使われている赤外線LEDと赤外線センサー。今回はmicro:bitでプログラミングして使います。

赤外線LEDと赤外線センサー

今回のプログラミングポイントは「条件判断」。「人が近づいたら△△する。でなければ◇◇する」と状況に応じで実行する処理を変えます。条件判断は「プログラムの基本構造」の1つでもあり、使いこなせると作れる作品がグッと広がります。

自動ドアの模型。街中の自動ドアは、センサー+ドア開閉機構はドアの上部に設置されていますが、模型ではドアの下に設置。機構の配置は現実と異なりますが、基本的な仕組みは同じです。

手で反射した赤外線をセンサーが検知します。

エスカレーターの模型。赤外線LEDとセンサーの位置関係が、自動ドアとは異なります。

手で赤外線が遮られたことをセンサーが検知します。

プログラムを作って実際にミニチュアを動かしてみると疑問が出てきます。「何秒くらいドアを開いておけばいいのかな?」「いつエスカレーターは停止したらいいのかな?」「実際はどういうプログラムで動いているんだろう?」

実際にミニチュアを動かしてみるからこその発見や学びがあるように感じました。ワークショップをきっかけに、他の身の回りにある仕組みに興味をもってもらえたら嬉しいです(-☌ᴗ⚬-)

youtu.be