プログラミング・フォロの講座を行いました!パート1

こんにちは、木原です。 11月から、東芝未来科学館さん主催「川崎さいわい少年少女発明クラブ」でプログラミング・フォロの講座を実施しています。先日は、micro:bit でフォロを動かすプログラミングを行いました!(-☌ᴗ⚬-)

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川崎さいわい少年少女発明クラブ

東芝未来科学館さんが主催している、月1回2時間のクラブ活動です。2020年度コースの11月〜2月はフォロがテーマ!11月はイーケイジャパンさん講師によるフォロ組み立て回。12月はスイッチエデュケーション講師による micro:bit でプログラミングしてフォロを動かす回でした。 発明クラブに関する詳細はこちら

感染症対策を行いつつ実施しています。

まずは歩く!

micro:bit でどのようにフォロを動かしているのか」micro:bit 端子の使い方から丁寧に説明しました。

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まずは、LEDを接続して点灯/消灯させる方法を説明。

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次は今回のメイン、micro:bit でモーターを動かす原理を説明。※写真は実際の接続とは異なります。

実際に歩かせることができたら、チキンレースでひと休憩!

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Aボタンを押したら歩行開始!何秒間歩くかを各自で決めてもらいます。停止したとき、ゴールに一番近い場所にいたフォロちゃんの勝ち!

ゲームを通して、フォロの特性、前に歩かせてても足の位置によって左や右に曲がってしまうことを学んでもらいました。

次は方向転換

フォロには2つモーターが入っています。1つは、先ほど使った歩くためのモーター。もう1つは、腰を回転させるためのモーターです。歩く向きを変更します。

方向転換できるようになったら、本日の山場「お宝ゲットゲーム」。地図をもとに歩行プランを考え、プログラミングしてもらいます。お宝エリアを通過したらポイントゲット。場所によってポイントが異なります、一番多くポイントゲットできた人の勝ち!

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マップ。黒いエリアはフォロが歩けないよう障害物を置いています。

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ポイントエリアを歩いたらLEDが点灯します。各エリアごとに振動センサーで通過判定していて、足がちょっと乗った程度では「通った」と判定しないようにプログラムしています。

今回は1エリア分のボードを使って適切な歩行時間/回転時間をプログラミングしつつ、本番ステージで走行テストもして歩行プログラムを調整してもらいました。

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それぞれの取り組み方を観察していると

  • プランを数ステップに分解して、プログラミング→歩行テスト→修正をステップずつ行う子
  • プランを全部プログラミング→テスト→修正する子

2パターンに分かれて。結果を比較すると前者の子の方が歩けていました。

プログラミングそのものだけじゃなくて、課題へのアプローチ方法、ちょっとずつトライした方が結果につながりやすいんだよってことを学んでもらえたら嬉しいかぎりです!

次回は、micro:bit をもう1台追加してフォロ本体のmicro:bit と無線通信。フォロをラジコン化するプログラミングに挑戦です(-☌ᴗ⚬-)