ロボットアームを使って共同作業に挑戦しよう!@えみふる

こんにちは!宗村です。今月も千代田区立障害者福祉センターえみふる さまにてmicro:bitを使ったワークショップを開催しました。 今回の内容は、以前神楽坂プログラミング教室で行った「micro:bitでスイッチ君組立工場を作ろう!」をシンプルにしたものです。この時の内容は仕組みの異なるロボットの動き方を研究して、それぞれのロボットを適切に動かしてミニ工場の組み立てラインを作るというものでした。これはこれでみんなのロボットが正しく動いてスイッチ君が完成したときの感動はありましたが、実施するのがちょっと難しいこともありましたので、今回はもっとシンプルな内容にしてみました。

同じ仕組みのロボットを複数台用意して、ピンポン玉をバケツリレーのように運んでいくことに挑戦しました。 難易度を下げるためにロボットとロボットの間にスロープを用意。こうすることで、ロボット同士の干渉問題を気にせずにプログラミングができます。

ピンポン玉リレー

ワークショップの最初にロボットを動かす手順について考えてもらいました。(例で用意したロボットのモデルは、実際に使用するものより動く箇所が多いです。)

ロボットを動かす順番を考える
動く場所を説明してこのロボットが棒をつかむにはどんな順番で命令を送ればいいかを考えてもらい、順番を間違えると棒を倒してしまったり、うまくつかめなくなるということを理解してもらいました。

次に毎度おなじみサーボモーターの使い方をみんなで学習。針の向きを数値で指定できることを確認します。

サーボモーターのお勉強

そしていよいよロボットを動かします!ピンポン玉をつかんで運ぶための手順を考え、その通りにプログラムを少しずつ作っていきます。

ピンポン玉をつかむには…

みんなのプログラムが完成したら、いよいよすべてのロボットを組み合わせてピンポン玉リレーに挑戦します!


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無事みんなのロボットがそれぞれの役割を果たしピンポン玉を最後まで運びきることに成功しました!

先にプログラムが完成してしまっていた子は、安全にボールを運ぶプログラムの他に、途中でピンポン玉を放り投げて次に渡すことに挑戦していました。さすがに失敗することも多かったですが、本番でも何度か成功して大喜び!!挑戦したことがうまくいった時ってうれしいですよねぇ。

大成功!!

今回はピンポン玉が自分のロボットの前に来たタイミングで、それぞれのロボットを動かしてもらいましたが、レベルを上げてプログラムを同時に動かしても成立するように挑戦したり、人数が多ければラインを複数作って運ぶ時間を競ったりしても楽しそうです。 参加してくれた子からも、「センサーを使ってボールが来たタイミングがわかれば自動でできるかも!」という意見が飛び出していましたので、いつかそんな内容でもやってみたいところです。