micro:bitでセンサーを使ってみよう@神楽坂

こんにちは、宗村です。 第44回目の神楽坂プログラミング教室は「センサーを使ってみよう」というタイトルで実施しました。 もちろんmicro:bit自体にたくさんのセンサーがついていますが、今回は外付けのセンサーに注目してセンサーがどのような動きをしているのかを確認する会にしました。

デジタル?アナログ?
まずはセンサーを扱う際に登場する言葉「デジタルとアナログ」について、簡単にどいういう事なのかを説明。 ちょっと難しい話なので、なんとなーくでもわかってもらえてたらうれしいな。

電圧を確認
次に、センサーの出力を確認する前に、micro:bitの出力を使ってデジタル出力・アナログ出力をすると実際にどのような電圧が出力されてくるのかを電圧計を使って確認してみました。 「実はmicro:bitのアナログ出力はなんちゃってアナログなんだよ」というお話は、実際に体験しながらすんなりと受け入れてくれたようでした。

デジタルとアナログで、どんなふうに電圧が変化するかを確認してもらったら、実際にセンサーの出力も電圧計で見てみます。 ついでにデジタルで動いているmicro:bitでどうやってアナログセンサーの信号を受け取るのかというお話もしてみました。 これまた難しいお話なので、ちょっとしたチャレンジだったのですが、ざっくりと動作原理を説明したらきちんとA/D変換の表を埋めてくれたのでなんとなくはわかってもらえたもよう。

デジタルとアナログのセンサーの使い方まで学習したら、最後に実践です!! 「某お寿司屋さんでお皿を入れたらできるガチャガチャのお皿を入れる部分を作ってみよう!」というお題だけ設定して、センサーの種類と、どのように利用するかはそれぞれで考えてもらいました。 「5枚入れたらゲームができる」とか、「ゲームができてもあたりはずれがある」といったような条件はとりあえず無しにして、「お皿を入れたら景品がもらえる」という簡単な条件にしました。

デジタルの反射センサーを選択

アナログの曲げセンサーを選択

みんなそれぞれセンサーを選択して、設置する向きなどを試行錯誤して作ってくれていました。

お皿の反応が早くも確認できてしまった子は、なんと「5枚入れないとゲームが始まらない」、「ゲームが始まっても当たり外れがある」という再現まできっちりと行って、こちらの想定していた以上の仕上がりにしてくれました。 当たりはずれの確率はどうなっているの?と質問してみたら 現状の確率とそれを調整する方法まで説明してくれました。 これで小学新一年生っていうんですから、最近の子にはびっくりですね。

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