micro:bitでいろいろなモーターを使ってみよう!@えみふる

こんにちは! 宗村です。千代田区障害者福祉センターえみふる さま にてワークショップを行いました。

今回のタイトルは「micro:bitでいろいろなモーターをつかってみよう!」です。タイトル通りいろいろな種類のモーターを使ってみました。

これまでえみふるさんでのワークショップは特定の作品を作り上げることを目標とした内容で行うことが多かったですが、 今回は作品は作らず、「世の中にはいろんな種類のモーターがあり、どんな用途にどのモーターをどうやって使えばいいのかを知ってもらう」という内容で行ってみました。

紹介したのは、①DCモーター、②サーボモーター ③連続回転サーボモーター ④ステッピングモーター

まず最初に、そもそもモーターがどうやって動いているのかの基本原理を知ってもらうために、磁石と電磁石の簡単な実験を行いその特性を知ってもらいました。

磁石の実験

実験で知った磁石と電磁石の特性を元に、それぞれのモーターの動作原理を簡単に紹介したら、いよいよ実際にプログラムでの動かし方を学習します。

まずは、DCモーターから。くるくる回るのでタイヤなどを動かすのに便利です。

DCモーターを回す

次にサーボモーターを使って、好きな角度に向けて動かす方法も体験します。これはロボットの腕などを動かすのに向いていますね。

サーボモーターを動かす

続けて、連続回転サーボモーター。これはサーボモーターの使い方のままで、くるくる回るタイヤなどを動かすのに便利です。

連続回転サーボモータ

最後に、ステッピングモーター。ちょっと原理の説明が難しかったですね。プログラムも最初から組むのは難しいので、こちらだけ事前に仕込んでおいたプログラムを使いました。回転角度や速さを簡単に制御できるのが特徴です。 動く命令ブロックを1回実行すると軸が1.8°回転するという条件を伝えて、1週させるプログラムを考えてもらいました。

ステッピングモーター

最後に、ステッピングモーターの特性を利用して、決められた距離だけ進む車を作ってもらいました。 なかには机の淵ギリギリでとめるというスリリングな内容に挑戦してくれる子もいました!落ちないかどうかハラハラですがピッタリ止まってくれました!

youtu.be

参加してくださった方には、サーボモーターと連続回転サーボモーターの違いなどがよくわからなかったので知れてよかった。モーターの原理などがよく分かった。と感想をいただけました。 作品作りをする時間は取れなかったので、モーターの種類と使い方の紹介だけの内容になってしまいましたが、モーターはたくさん持って帰ってもらいましたので、是非夏休みの課題として何か作品を作ってもらえたらうれしいです。

夏休みですので、今月はもう一度えみふるさんでワークショップを実施予定です。内容は「無線通信」に関係することを行う予定です。