こんにちは、宗村です。
今月2回目の千代田区障害者福祉センターえみふるさんでのワークショップを実施しました!
今回のタイトルは、micro:bitの無線通信機能を使ってみよう!です。
micro:bitってたくさんセンサーを搭載していて、単体でもいろいろなことができるわけですが、無線通信機能をそれらの機能と合わせると一気にプログラミングの楽しさが広がります。 いきなりmicro:bit2枚用意するのは、お財布的なつらさはありますがぜひ体験していただきたいmicro:bitの楽しいポイントです。
そんなわけで今回は無線通信機能について一通り触っていただく会としました。 楽しさ重視で無線通信機能を使ったワークショップをやる場合は宝探しなどをやることもありますが、その場合メインは受信の機能の体験になることが多いので 今回は送信と受信を両方とも体験して、自分でもいつか無線機能を使った作品が作れるようになることを目標とした内容としました。
micro:bit初体験の方もたくさんいらっしゃいますので、まずはmicro:bitで何ができるのかをサクッと説明してプログラミングの仕方、ボタンやLED画面の使い方など説明した後に無線通信機能の体験会が始まります。
まずはグループを作ってお互いに文字を送りあってもらい、送信受信の基本を体験してもらいました。 みなさん相手から送られてくるメッセージを楽しそうに読み上げていました。
micro:bit単体での無線通信機能を体験したら、部品を追加して見た目を少し派手にして、通信機能の活用例の一つを体験してもらうことにしました。
そのためにフルカラーLEDボードを使いました。 switch-education.com
主役は無線通信機能ですが、いろいろな色が出て楽しいので、これはこれで盛り上がります。 LEDの使い方も基本を説明してみなさんが使えるようになったところで、フルカラーLEDと無線通信機能を使って色が同期するコンサートライトを作ってみました。
参加者さんには受信側のプログラムを作ってもらい、講師側から送られてくるメッセージに合わせて、色を変えてもらいました。 これで受信の方を体験してもらえましたので、次は送信側になって講師側のLEDを制御するための送信プログラムを考えてもらう最後の課題に挑戦してもらいましたが、 こちら結構難しかったようです。無線と送信の機能の線引きが初めてでは少し混乱してしまうポイントになってしまいますね。何年か前にも無線通信の基礎のワークショップを行いましたが、その時もはやり送信と受信の線引きが最初は飲み込めないことがよくありました。この辺をもう少しうまく伝え得られるように内容をブラッシュアップしていきたいですね。
話の流れ的に受信をいろいろ試してから、送信に行きがちですが、送信の内容に重点を置いてから受信に移ったり、いろいろ工夫できることはありそうです。
今回はmicro:bitは1枚だけのお持ち帰りの内容でしたが、無線機能を使うために2枚目購入希望の方もいらっしゃいましたのでひとまず無線機能の楽しさの片りんは体験していただけたのかしら?
それでは、次回のご参加もお待ちしております!!