micro:bit&モーターで遊ぼう!

こんにちは、木原です。47回目となる7月の神楽坂プログラミング教室は「モーターで遊ぼう!」というタイトルで実施しました(-☌ᴗ⚬-)

夏場は、モーターで動くラジコン船を作ってビニールプールで操縦する会を実施しています。今年は少しだけ趣向を変えて、例年は船本体の工作に一定の時間を使っていたのですが、今年は船本体を事前にこちらで用意して工作時間をカットし、モーターのしくみについて理科実験を交えながら紹介する時間を設けてみました。

ラジコン船は micro:bit の無線通信を使って左右のモーターを動かします

磁石ってなんだっけ?電磁石って知ってるかな?というところから、モーターは磁石と電磁石の組み合わせであること、電流をうまく流して電磁石の極を切り替えることで発生する磁石と電磁石の吸引/反発する力を利用してモータが回転することを紹介しました。

モーターは発電機にもなるんだよ、とモーターの回転によって生まれた電気で豆電球を点灯している様子

プログラミングは、3ステップで行いました。

  • ステップ1:モーター2個の動作確認(船の micro:bit A/Bボタンを押している間だけ、船のモーター1/2が回転する)
  • ステップ2:ステップ1の無線化。一部分「リモコンの micro:bit Aボタンを押している間だけ、船の micro:bit に接続しているモーター1個が動く」プログラムを一緒に作って動作確認
  • ステップ3:各自でラジコン船プログラムを完成する

参加者はリピーターさんばかりだったのでプログラムの完成は各自に託してみました。リモコンを振ったら停止するプログラムを作ったり、リモコンの傾きで前進・後進を切り替えたりと、工夫がピカリと光るラジコン船プログラムを作ってくれました。

ラジコン作品を自分で作る面白さは、操作方法を自分で決めることができることだと思います。「○○(入力)したら◇◇(出力)させたい!」というアイディアも出てきやすいのかなと。そして、アイディアを実現しようとしたとき、一発で完成することは非常にまれです。粘り強くトライ&エラーを繰り返しながらプログラムを作り上げていきます。このトライ&エラーが学びの時間であり、上手にサポートすることが私たちの大切な役割だなぁ、なんてことも改めてしみじみと感じました(-☌ᴗ⚬-)

最後は、ビニールプールで操縦!水と電子部品という危険な組み合わせですが、「基板部分はタッパーに入れる」「モーターの配線を外に出すためにタッパーに穴をあけた部分はグルーで固めて浸水をふせぐ」という簡易的な防水対策でなんとか対応できました!

ワークショップの様子はこちら(YouTube

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神楽坂プログラミング教室は、月1回程度、スイッチエデュケーションがオフィスで実施しているワークショップです。会員制ではなく、都度、参加者を募集しています。プログラミングが初めての方もお気軽にご参加いただけます。詳しくはこちら: https://switch-education.com/events/kagurazaka-ws/