micro:bitな宝探しゲームをして、条件判断をマスターしよう

こんにちは、木原です。38回目の神楽坂プログラミング教室は「宝探しゲームをして条件判断をマスターしよう」でした(-☌ᴗ⚬-)

宝探しゲームとは

micro:bitの無線通信を使って宝探しを行うゲームです。 お宝となるmicro:bitとお宝レーダーとなるmicro:bit、2種類のmicro:bitを用意します。お宝micro:bitは常に無線信号を発信。運営が事前に準備します。 参加者は、お宝レーダーとなるmicro:bitのプログラミングを行います。

お宝の信号を受信したら、レーダーmicro:bitのLEDを点灯。受信した信号の強度に応じてLEDの点灯パターンを変えることで、お宝がどのくらい近くにあるのか表現します。

お宝とレーダーの距離が遠くなるほど、信号の強度は小さくなります。micro:bitが実際に受信できる信号の強度は、およそ-90~-45dBm程度です。

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レーダーでは"条件判断"を活用

「受信した信号の強度に応じてLEDの点灯パターンを変える」には、プログラムの基本構造である"条件判断"を活用します。お宝の探しやすさは、条件判断部分のプログラム次第です。今回の一番のポイントになります。

このプログラムでは、信号強度が-55より大きかった場合にLEDをすべて点灯して、-55から-70の間だったら半分程度、-70以下の場合はすべて消灯するようになっています。

ワークショップでは、無線通信の体験から始まり、信号強度と距離の関係を実際に確認してから、お宝レーダーを作りました。 ゲーム中に「やっぱり変更しよう」と条件判断部分のプログラムを改善したり、トライ&エラーを繰り返しつつゲームを楽しんでもらえました!

信号を発信していないダミーのお宝を紛れ込ませることで、仮に目視でお宝を発見してもmicro:bitレーダーの反応を確認しなければなりません。

  • micro:bit単体で可能
  • プログラミングの基本"条件判断"の学習ができる
  • 必ず盛り上がる

遊びも学びもたっぷりな題材です。ぜひ学校やおうちで遊んでみてください(-☌ᴗ⚬-)

過去の神楽坂ワークショップの様子はこちら

サンプルプログラム