micro:bitなドキドキ棒ゲームをワークショップモジュールで作りました@神楽坂

こんにちは、木原です。神楽坂ワークショップ第6弾!今回はドキドキ棒ゲーム作りに挑戦しました。 機材、手指のアルコール消毒やマスク着用など新型コロナウイルス感染症の対策をしっかり行いつつ、参加人数も通常の半数以下に減らして実施しました。

過去5回のワークショップについては、こちらにて紹介しています。

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子供たち、写真撮影でちょっと外したけどワークショップ中はちゃんとマスク着用してくれてました!

ドキドキ棒ゲームとは、ちょっと昔にTV番組で人気があった、あのゲームです! コース内側面と棒に導電テープを貼り、それぞれをmicro:bitにつなげて接触したかどうか調べます。

今回は、ドキドキ棒ゲームの仕組みについてお話をしてから、プログラミング、コースづくりを行う150分ワークショップでした。

電気回路ってなんだろう?

ドキドキ棒ゲームでは、コース内側面と棒の接触で回路が通電する仕組みを作ります。ワニ口クリップ片側をサンプルコースの導電テープに、もう片側をドライバー先端につなげて、どうなったらLEDが点灯するのか試してみます。

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電気を通すものと通さないものがあるんだよーって言うと「知ってるー!プラスチックとかは通さないんでしょ?ドライバー手で持つところは通さないよ!」って教えてくれました!

ドキドキ棒ゲームの仕組みは完成です。でも、光るだけじゃなくて、音が出たり時間内にゴールできるかカウントダウン機能をつけたり楽しいゲームにアレンジしたいですね!ここでmicro:bitの登場です!micro:bitで再現するにはどうすればよいか伝えます。

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タッチ検出パーツを使いました。左側のパーツを棒に(P1)、右側のパーツをコース(GND)に接続します。

プログラミング

作り方がわかったところでプログラミング!プログラムはいたってシンプル。ツールボックス「入力」の中にある「端子 P0 がタッチされたとき」を使ってコースと棒の接触を検出します。

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タッチを検出したら、ブザーが鳴るようにしました。Bボタンを押したら鳴りやみます。

オリジナルコースづくり!

プログラムの確認が完了したら、コースづくりです。まずは下書きして、ちゃんと棒が通る幅になっているかチェック。細すぎる!って場所は修正してカッティング、側面に導電テープを貼っていきます。コース側面同士とタッチ検出パーツを導電テープで繋げたら完成です!

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コースデザインには個性がでますね!男の子は定規を使ってカクカクなコースを、女の子は曲線なコースを作ってくれました。

遊ぼう!

最後にみんなのコースをつなげてみました!横幅120cm超えのコースです。「僕のはちょっと難しかったかなぁー♪」自分が作ったものを人に遊んでもらうというのも楽しいです!

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作ったプログラム

ゲームっぽさとして、Aボタンを押したらカウンダウン開始、30秒後にブザーが鳴る機能も作りました。

使ったもの

switch-education.com

switch-education.com

※タッチ検出セット、ブザーは試作品を使いました。ただいま、ドキドキ棒キット発売に向けて準備中!