micro:bitな玉入れをワークショップモジュールで作りました@神楽坂

こんにちは、木原です。神楽坂ワークショップ第5弾!今回は玉入れゲーム機作りに挑戦です。 過去4回のワークショップについては、こちらにて紹介しています。

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プログラミング90分、工作60分、遊ぶ&アレンジの時間30分のワークショップでした。

完成物のイメージはこんな感じ。

ピンポン玉のゴールをセンサーで検知してポイント加算、サーボモーターを使ってゴールを動かしゲームを盛り上げます。 ゴールをどんな動きにするか、個性が出るところです!

ポイント加算プログラムをクイズ形式で!

簡略化するために、センサーではなく「Aボタンを押したら、micro:bitに表示される数字が増える」プログラムで作り方を習得。 変数が出てきたりとちょっと難しいので、今回はクイズを出しながら教えてみました。 まずは変数の理解を深めるクイズ。

「Aボタンを押したら、表示される数字はいくつでしょう?」

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最初は恥ずかしがって声はあがらず。シュミレーターで確認、「0」ですねー

「数を表示」ブロックの「0」に変数「とくてん」を入れると変数の中身が表示されますね。 次はいよいよカウントアップ。

第2問「Aボタンを1回押したら、表示される数字は??」

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今度は「2!」と答えてくれました!
最後に第3問!「もう1回Aボタンを押したら??」

すると、「わかった、3でしょ!」と、こちらの期待に応えてくれる元気な声が。惜しい!!でもとっても良いね!実は「2」なんだよーって伝えると、ちょっと考えて「あ、そっか!」って自分で気づいてくれました。素晴らしい!

最後、正しいプログラムにして、カウントアップすることを実機で確認。 f:id:m-kihara:20200316010902j:plain

センサーを使ってゴールを判定

次は、ボタンじゃなくてピンポン玉がゴールに入ったらカウントアップです。 ゴールの判定にはフォトリフレクターを使います。赤外線の反射を検出するセンサーで、よくライントレーサーに使われてます。

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左:ゴールの輪っか側面にセンサーを取り付けます 右:ピンポン玉が輪っかを通ると赤外線が反射します

サーボモーターを使ってゴールを動かそう!

最後は、指定した角度に向くサーボモーターです。 スイッチエデュケーション定番、マーク付きサーボ固定パーツを使って、こちらもクイズ形式でサーボモーターの使い方を伝えます。 A、Bボタンで☆と♡に向くプログラムをみんなで作った後、△を向くにはどうしたらよいか考えてもらいます。

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「角度」を学校で習っていない子でも、数字とサーボの向きの関係を調べていって答えを見つけてくれました。

最後に、「一時停止」ブロックや「くりかえし」ブロックを使って、ゲームでゴールを動かすことを意識したプログラムに改良。

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こちらのプログラムをベースに、各自アレンジしてもらいました。

スチレンボードを使って玉入れ機を組立!

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組立時間短縮のため、ボードのカット作業は事前にスタッフが行いました。

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発射台は技術スタッフお手製です!輪ゴムを巻く回数で威力を調整します。

遊んでみて…改良!

できあがった玉入れで遊んでいると「ゴールの動き、ちょっと変える!!」と言って、プログラミングし始める子が!最後の30分は、それぞれ遊びながらゴールの動きを調整したり、思い思いに工夫してもらう時間となりました。 「乱数使うんだ!」とか、ゲームを楽しくするために夢中になってプログラミングしてて、モチベーションの偉大さ!ってなりました。

みんなのプログラム

くりかえし回数をめっちゃ多くしたり、それぞれの工夫がいっぱいつまったプログラムとなっています!

使ったもの

switch-education.com

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